更新日:2018/04/17
DHA・EPAのサラサラ効果で肌トラブル撃退!
ニキビや吹き出物、くすみや乾燥など、肌トラブルに悩まされている方はとても多いですね。また、年齢と共に気になってくるのがシミやそばかす、小じわなど。
「肌トラブルの内容に応じたスキンケア用品を使っていてもいまいち改善が見られない」「肌トラブルが多すぎて何を使っていいのか分からない」という方も珍しくありません。こうした様々な、肌トラブルを改善に導く成分としてDHAとEPAが注目されています。
その理由は、肌に良いと言われる成分は沢山ありますが、どんなに良い成分を摂っても血液の流れが悪いとあまり意味がありませんので、まずは血流を改善することを第一に考え、DHAやEPAを積極的に摂ることをおすすめします。
DHA・EPAは脂肪なのにニキビに効く!
DHAとEPAは、青魚に多く含まれる成分で必須脂肪酸といって私たち人間が生きていく為に必要な脂肪酸の一つに部類されています。しかし「脂肪」と聞くと、ニキビには良くないのでは!?と思われる方も多いですね。
実際に、脂質が多く含まれているチョコレートを始めとするお菓子や肉類、揚げ物などを食べ過ぎてしまうとニキビが悪化してしまうという話はよく耳にします。
それは、脂肪の性質が違うからなのです。
お菓子や肉類に含まれている脂肪は「飽和脂肪酸」という脂肪酸で皮脂としてこの飽和脂肪酸が分泌されると毛穴の中で固まってしまいます。
飽和脂肪酸が毛穴の中で固まることで、皮脂が毛穴の外に分泌されにくくなってしまいニキビとなってしまうのです。対して、DHAやEPAに含まれる脂肪酸は「不飽和脂肪酸」といって脂肪であるもののサラサラとした性質をしています。
その為、「飽和脂肪酸」のように毛穴の中で固まることもなく、皮脂として正常に分泌されますのでニキビが出来にくい上、正常な皮脂の分泌によって肌のバリア機能が向上しニキビの予防、改善を期待することができるのです。
肌トラブルの原因は!?
ニキビや吹き出物、くすみ、乾燥、シミやそばかす、小じわなど様々な肌トラブルがありますが、これらの大きな原因の一つとして肌のターンオーバーの乱れが挙げられます。
肌のターンオーバーとは、簡単に言うと新陳代謝によって周期的に肌の再生を繰り返す働きをいいます。よく、怪我などで皮膚に傷や着色が残ってしまっても時間と共に徐々に薄くなり、気づくと跡が全くなくなっていますよね?
これは肌のターンオーバーが行なわれているから起こることです。新陳代謝によって古い皮膚は垢として剥がれ落ち、下から新しい皮膚が再生される為、跡が消えるということですね。
しかし、この肌のターンオーバーは年齢と共に周期が乱れやすくなり、様々な肌トラブルが起こりやすく、更に改善されにくくなってしまうのです。
DHA・EPAで肌を正しく再生
DHAやEPAといった不飽和脂肪酸には、肌のターンオーバーを正常にする効果があります。私たち人間の肌は何層もの層になっており、一番根っ子の部分に「線維芽細胞」という細胞が存在します。
繊維芽細胞は、肌のハリや潤いを保つ為に必要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生み出す働きを担っているのですが、ターンオーバーが正常に行われていないとこの働きが鈍くなってしまい様々な肌トラブルの原因となってしまうのです。
ホルモンバランスや加齢などがよく挙げられていますが、一番の原因は「血流が悪い」ということです。
全身を流れる血液というのは、肌に限らず様々な部位に必要な栄養を送り届ける働きを持っています。しかし、血液の流れが悪くなってしまうと栄養を上手く送り届けることができず様々なトラブルを引き起こしやすくなってしまうという訳です。
これは、肌のターンオーバーにもいえること。血液の流れが悪いということは、新陳代謝機能が正常に働かなくなってしまいますので、ターンオーバーの周期が乱れてしまいます。
DHA・EPAが良い理由
前述した通り、DHAやEPAには肌のターンオーバーを正常化させる効果があります。それは、DHAやEPAには血液の循環を良くする効果があるからなのです。
血流の流れが悪くなってしまう原因
■不規則な生活
■糖質や脂質の多い食生活
■運動不足
■ストレス
などが挙げられますが、これらの習慣によって血液がドロドロになってしまうことで起こりやすくなってしまいます。DHAやEPAには血液の循環を良くする働きに加え、特にEPAにはコレステロールや中性脂肪を多く含むドロドロの血液をサラサラにするという効果があります。
その為、DHAやEPAを摂取することでドロドロの血液がサラサラとなり、血液の循環が良くなることで新陳代謝機能が正常に働き、ターンオーバーの乱れが改善。その結果、ターンオーバーの乱れによって起こる様々な肌トラブルが改善されていくのです。